ローソク足とは、相場のレートを分かりやすく表示させたチャートの一種です。
ローソク足は、白と黒の太い線と、上下に伸びた細い線が特長的なチャートであり、一目で見ている相場がどのようなトレンドになっているかが把握しやすいチャートとなっています。
ローソク足は、相場に関わっている者ならば絶対に知っておきたいチャートです。
今回は、そんなバイナリーオプションにも利用できるローソク足の見かたを、基本編と応用編に分けてご紹介します。
ローソク足の見かた(基本編)
まず、ローソク足がどのような情報から作られているかをご説明します。
相場をローソク足で表示する際にローソク足の元となっているのは、レートの「始値」「終値」「高値」「低値」です。
レートの「始値」と「終値」は、ローソク足の太い線である実体に対応しており、「高値」と「低値」はローソク足の細い線であるヒゲに対応しています。
そして、ローソク足の太い線である実体は、2つの種類があり、白く表示されているのを陽線、黒く表示されているのを陰線と呼びます。
ローソク足が陽線であれば相場のレートは上がっており、陰線であれば相場のレートは下がっているという状況が発生しているでしょう。
また、ローソク足でヒゲを見る場合は、相場におけるレートが上がり過ぎている、下がり過ぎているといった判断する時に使います。
例えば、レートが115円まで上昇した、けど相場が反発して114円まで急激に下降したといった時に、ローソク足の上部にヒゲが表示されるため、相場の転換点やだましを判断する時に使えるでしょう。
ローソク足の見かた(応用編)
ローソク足を表示させる場合、対象である期間をどの程度にするかといったポイントも重要です。
ローソク足には、短い期間だと15分足や1時間足、長い期間になると日足や週足といった期間があります。
その中でもバイナリーオプションでおすすめなのは、1時間足や日足といった期間です。
1時間足ではバイナリーオプション内で使える短い期間のトレンドを、日足ではその日のトレンドを掴むのに有効となるでしょう。
バイナリーオプションは、「短期間の取引だからもっと短い期間のローソク足を使えばいいじゃん」と思うかも知れません。
しかし、あまり短い期間のローソク足を使うと、1本のローソク足が上下に伸びすぎてしまい、ローソク足の精度が下がってしまうためあまり使わない方が良いでしょう。
また、ローソク足は連続した陽線や陰線が発生した場合も注意が必要です。
連続して陽線や陰線が発生した場合は、連続線と言って、対象となる相場がトレンド傾向にあると予測できます。
高くなるか低くなるかといった予測をするバイナリーオプションではかなり参考になるでしょう。
他にもローソク足には、小さな陽線や陰線が発生した後、反転するように大きな陰線や陽線でローソク足が覆ったように見えるつつみ線。
逆に大きな陽線や陰線が発生した後、反転するように小さな陰線や陽線でローソク足が妊婦のように見えるはらみ線といった、ローソク足を組み合わせた見かたもあります。
ローソク足には他にも様々な組み合わせ、変わった見かたがあるため、自分のトレード方法に合ったローソク足を探してみると良いでしょう。
ローソク足は、表示はシンプルで分かりやすく、奥が深いチャートです。
ローソク足を表示させる期間一つで、得られる情報が変わってくるため、様々な利用方法が考えられるでしょう。
相場のトレンドを掴むための情報源としても、逆に相場の転換点を判断するためにもローソク足は使えます。
一度、バイナリーオプションをやっている人でもローソク足を表示させて、取引に使っている相場を軽く見てみると良いでしょう。
バイナリーオプションのチャートを見ているだけでは分からない情報が、ローソク足からは得られるようになります。
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