テクニカル指標を学ぼう!エンベロープ編

エンベロープとは、移動平均線を中心にある一定距離を決めての価格の乖離幅を示したものです。
エンベロープは移動平均線の上下にアッパーバンドとローバンドを、それぞれ2本設定して使用するのが一般的に的な使い方です。
その際に移動平均線からの乖離率を価格の何%に置くかを独自に決めることができます。
エンベロープを使用する目的は、移動平均線からどこまで価格が乖離すれば仕掛けをするのか、または利食いをするのかを客観的に判断する指標になります。
大き過ぎる数字を乖離率に設定しても、いつまでたっても価格がバンドに到達することはないので参考になりませんし、少ない数字を乖離率に設定すると、価格がバンドを簡単に抜けてしまいます。
そのため、過去のチャートを参考にして、現実的な乖離率に設定すると仕掛けと利食いを客観的に判断する助けになります。

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