「ラダー型」とは、バイナリーオプションにおける取引方法の一種です。
バイナリーオプションで海外の取引業者を使われている方はあまり馴染みがない取引方法かも知れません。
逆に国内の取引業者を使われている方は、ごく一般的に使われている取引方法となっているでしょう。
「ラダー型」は、国内でバイナリーオプションの規制が始まってから主流になった取引方法です。
また、「ラダー型」は、海外業者におけるバイナリーオプションの主流であるHIGH&LOW型より、少し複雑に作られています。
HIGH&LOW型と違って、レートがどこまで移動するかという予測が必要となる取引方法です。
「ラダー型」とはどんな取引方法?
「ラダー型」は、段階的に分けられたレートを基準として、取引終了時刻の相場のレートが基準のレートより高いか低いかを予測する取引方法です。
ラダーという名前の通り、上り下りに使うハシゴをイメージしていただければと思います。
取引で使う上下に振り分けられているレートは、取引に利用する通貨ペアによって違います。
例えば、比較的相場の波が安定しているドル円といった通貨ペアでは、振り分けられているレート幅が小さく設定されているでしょう。
逆に、相場の波が荒いポンド円といった通貨ペアでは、振り分けられているレートの幅は広く設定されています。
「ラダー型」は、取引をする業者によってレートの幅、基準となるレートの数が違うため注意が必要です。
基準となるレートの数が業者によっては、6つだったり、7つだったりするため、取引を開始する際に自分が使う取引業者のレートの数を把握しておくようにしましょう。
「ラダー型」は、海外の業者で取引可能であるHIGH&LOW型と違い、取引に使う画面が複雑になっています。
国内で「ラダー型」の取引をする場合は、円高や円安といったワードに慣れておく必要があるため、まずはデモ口座で取引をしてみて「ラダー型」の取引を試してみると良いでしょう。
「ラダー型」の注意点
「ラダー型」で取引をする場合、注意しなければならないのは、取引が終了した時のレートです。
「ラダー型」で利益を得る場合、取引終了した時のレートが、設定されているレートを超えて終了している必要があります。
そのため、一度設定されているレートに到達したからといって、気が抜けないのが「ラダー型」の特徴です。
また、「ラダー型」が主流となっている国内業者では、取引間隔が長い点も取引をする前に頭に入れておく必要があります。
1回1回の取引が15分程度で終了する海外の業者に比べて、国内業者の場合、取引時間が2時間以上と遥かに長く設定されているため注意しましょう。
「ラダー型」の狙い目
バイナリーオプションの「ラダー型」で利益を出す場合は、為替ニュースや経済ニュース、経済指標といった要素を活用すると良いでしょう。
為替ニュースや経済ニュース、経済指標といった要素は、為替相場に大きな影響を与えます。
そのため、「ラダー型」で設定されている現状とは大きくかけ離れている基準レートに到達しやすくなるでしょう。
普段の相場なら到達不可能に思える基準レートも、為替ニュースや経済ニュース、経済指標といった要素ならば十分に到達可能です。
バイナリーオプションの「ラダー型」は、段階的に分けられたレートに到達するかどうかを予測する取引方法です。
また、「ラダー型」は、レートに到達するだけでなく、レートに到達したまま、レートが保持されていなければならないため、利益を得るのは難しい取引となるでしょう。
ただ、「ラダー型」は、相場に関する知識が有れば勝ちやすい方法と言えるのではないでしょうか?
為替ニュースや経済ニュース、経済指標といった要素を読み解ければ、大きな利益を得られるようになる取引となるでしょう。
「ラダー型」は、バイナリーオプションの中でも上級者向けの取引方法です。
バイナリーオプションに慣れていない初心者の場合は、HIGH&LOW型といった簡単な取引方法でバイナリーオプションに慣れてから、「ラダー型」の取引をした方が良いでしょう。
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