これからの約1ヶ月間は、ドル円相場が乱高下する可能性が高いです。このため、ドル円のバイナリーオプションで利益を得られる確率が高まると思います。
理由は、2月28日にアメリカの上下両院合同議会で実施される、トランプ大統領の施政方針演説です。この演説内容によって、ドル円相場が一方通行に動く可能性があります。
例えば、トランプ大統領が演説のなかで、大規模な減税の実施を主張し、具体的な税率にまで言及すれば、アメリカの個人消費が上向く可能性はかなり高いです。つまりアメリカ国内の景気は過熱する可能性が高まります。そうなると、いまでさえアメリカの消費者物価上昇率は前年比2%で推移していますから、さらに消費者物価上昇率が高まり、インフレが発生する可能性が高まってしまいます。
このため、アメリカのFRBは追加利上げに向けて、早めに手を打とうと動き出すことが予測されます。アメリカがインフレとなり、利上げ政策を進めていけば、日本とアメリカの金利差は拡大していきます。ですから、トランプ大統領が大規模な減税政策を打ち出した途端、ドル円相場は一方通行でドル高円安へ向かう可能性があります。
この場合、バイナリーオプションでは、ラダーオプションでポジションを持つことをお勧めします。FX会社や証券会社によって、ラダーオプションの取引時間は異なりますが、できるだけ利益を得やすい時点でポジションを持つことをお勧めします。
具体的に説明しますと、トランプ大統領が大規模な減税政策を打ち出したとたん、ドル円の日足チャートはドル高転換のシグナルが点灯すると思います。2月25日現在では、ドル円のチャートは移動平均線の下に位置しており、下落トレンドの状態となっています。これが、大規模な減税政策を打ち出すことによって、一気に上昇トレンドに転換する可能性が高いと思われます。
日足チャートが転換したら、次には2時間足チャートや1時間足チャートを使って、細かい買いシグナルの点灯をチェックすることをお勧めします。時間足チャートや30分足チャートをチェックすると、1日に1回か2回買いを入れるタイミングがやってきます。そのタイミングで、ラダーオプションでポジションを持つのです。
ヤフージャパンが運営しているFX会社のバイナリーオプションの場合、取引時間は2時間単位で区切られていますので、取引終了時刻の1時間前に買いシグナルが点灯すればポジションを持つには良いタイミングだと思いますし、高い確率で利益を得られると思います。
一方、ドル安円高の展開もありえます。トランプ大統領は大統領選挙の期間中、オバマケアを撤廃して代替案を提出すると主張していました。施政方針演説のなかで、オバマケアに代わる案が、アメリカの国家財政を圧迫する内容であれば、アメリカの財政赤字は拡大する可能性が高まります。つまり、ドル安円高に向かう可能性もあるのです。
もしトランプ大統領が、アメリカの財政赤字を拡大させるような医療保険政策を演説のなかで打ち出したら、1ドル110円割れを覚悟して、バイナリーオプションでポジションを持つ必要があると思います。この場合は、ラダーオプションで「ロー」のポジションを持つことをお勧めします。
すでに2月25日段階でドル円相場の日足チャートは下落トレンドに入っていますが、この状態がさらに続く可能性が高いです。ですから、あとは2時間足チャートや1時間足チャート、さらには30分足チャートもチェックして、それぞれのチャートで売り転換したタイミングで「ロー」のポジションを持てば、かなり高い確率で利益を得られると思われます。
なお、トランプ大統領の施政方針演説の最中にポジションを持つのであれば、レンジオプションの「アウト」のポジションを持つことも利益を得るには有効と思われます。おそらく演説の最中から、ドル円相場は乱高下するものと予想されるからです。
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